かばの遊べるCGI > 夜中のスクリプターコラム

何かを独習しようと思ったら、自分のレベルと目的にピッタリの参考図書は欠かせませんよね。良い参考書に巡り合えればスムーズに学習がはかどるし、逆の場合は大抵途中でギブアップすることになります。
CGIに興味を持って、何かのハズミでこのページを見ることになったあなたに、ひとつの例として私が頼りにしている解説書をご紹介します。

秋本祥一・古川剛著

Perlの基本から、日本語処理、CGI特有のノウハウを丁寧に解説したイチオシの解説書。「掲示板」や「カウンター」をサンプルにして解説にするのではなく、基礎的な知識を体系的に述べていますので、他にはないCGIを作りたいと考えている方に向いています。ただし、基本的な部分に多くのページを割いていますので、プログラムやUNIXに詳しい方にはくどいかも知れません。

藤田郁・三島俊司著

基礎知識があることを前提に書かれたリファレンス。上の本は入門に最適だと思いますがぐにPerlの関数やコマンドの種類が不足しますので、次にこの本を買って机においておくことをお勧めします。

といっても参考書以前にモチベーションが大事なのは言うまでもないですね。私のような自律心がイマイチの人間には、「これがないとどーにもならないー」とか、「面白くて仕事が手に付かないー」くらいの切迫感がないと独習ってできないですけどね。